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Dr. Derrick Rossi のインタビューをしたいと伺ったときには驚きましたが、他では扱えない特集。

副編集長の後藤さんがおっしゃっているように、テクノロジーのロジックとしてはRNAをハックする発想は斬新で、うまく言ってほしいと期待する一方、技術的ハードルが高いと予想する点も多くあります。

・すぐ分解される不安定な性質を持ったRNAを、細胞質(タンパク質をつくってもらう細胞の中)まで届ける必要がある技術(デリバリー技術)

こちらもこんなに社員(800超え)がいるのであれば、しのぎを削って開発していると思いますが大きな課題です。

また、他のパイプラインはさておきワクチンとなると

・「ワクチン用抗原を選定」
・「免疫反応を引き出すよう抗原をデザイン」

が一番むずかしいところで、その点はRNAをハックすることだけで劇的にクリアできるわけではなく、他のモダリティと同様にネックになるものと思います。

更に言えば、忘れていけないのはワクチンは最終的には免疫細胞の働きがあってこそ成立するものなので

・作られたタンパク質が、抗原として認識される形でプロセスされ、細胞外(血液中など)で免疫細胞と反応できるまで存在する必要があります。もしくは導入標的自体を免疫細胞にするか。

ここを Moderna がどれだけ競争力を持っているのかがポイントになりそうです。

個人的には、Moderna がこんなに注目されているとは不思議な感じです。臨床試験に入っていることとコンセプトのポテンシャルで注目されているということがあるのかなと思います。恥ずかしながらお話伺ったとき Dr. Derrick Rossi が創業者ということを知りませんでした。

現在のホームページにはRossiの名前は見当たらない?のと、ボストン研究者の仲間内でも超秀才と認められる日本人が、彼のラボを出身ですが、血液造血幹細胞を転写因子を使って誘導しようとしたり、そっちの仕事の認識でした。Moderna にも改めて注目したいと思いました。

Transcription factor‐mediated reprogramming toward hematopoietic stem cells. Wataru Ebina, Derrick J Rossi | EMBO J (2015)34:694-709
米バイオテック企業モデルナが、RNA技術をワクチンだけでなく治療薬に使用することを目指しています。

ワクチンの目的は一般的に病原体が持つ特有のタンパク質に対する免疫記憶を誘導することです。そのために弱毒化/不活化したウイルスそのものを使用することが多かったのです。私もかつて抗体を開発する目的で標的タンパク質の精製を嫌という程やりましたが、核酸を使用していればもっと実験期間を短縮できていたのかも?と思います。

RNAにはDNAに比べて壊れやすいという弱点があります。したがって製造にかかるコストや保存法に影響があるはずです。この点に対処するのにモデルナ独自の技術が使われているんだろうと予測します。1日も早く有効なワクチンが開発されることを祈っています。

下記をご覧いただくとグッと理解が深まります。
【3分解説】コロナに負けない「免疫」のすべて
https://newspicks.com/news/4826314/body

【独占】世界が希望を託す、「最速ワクチン企業」のすべて
https://newspicks.com/news/4832540?ref=user_4803225

【ビジュアル解説】ゲイツが今、一番恐れていること
https://newspicks.com/news/4835742/body/?ref=user_4803225

【超解説】経済再開は、すべて「検査」にかかっている
https://newspicks.com/news/4838517?ref=user_4803225

ウイルスはどうやって細胞に潜入するの?
(自作の動画です、スパイクプロテインの役割の解説)
https://youtu.be/HR62rBXsW-g
ひとことで言えば、人間のカラダの仕組みを「ハッキング」したとしか、思えないようなテクノロジーです。私たちのカラダが持っている自然の仕組みを、薬を作るために操作する鍵は「RNA」でした。

米国ナスダックに2018年12月に上場したこの会社は、バイオテック史上最大の8000億円でIPOし、新型コロナのワクチン開発の最先端と報じられてからは、1.7兆円まで空高く株価は暴騰しています。

一方で、この未知のバイオテクノロジーが本当に効果があるのか、彼らがうたうようなプラットフォームになれるほど成熟した技術なのか、まだ承認された薬やワクチンがゼロなだけに、疑問も大量に浮上します。最先端のバイオベンチャーの頭の中がよく分かる、データ&グラフィクスをぜひ御覧ください。
新型コロナワクチンの臨床試験にいち早くこぎつけたことを機に、株価が急上昇している米バイオテック企業モデルナ。しかしこの会社の野望は、コロナのワクチンを開発することだけにとどまりません。
人間の体をお薬工場にしてしまおうという、その仕組みとは。どのような人々によって作られた会社なのか。第一回は、モデルナの基礎知識をスライドでご紹介します。
こちらの独占インタビューと合わせて!

https://newspicks.com/news/4832540

ほかのゲイツのワクチン投資先などはこちらにまとめています。

https://newspicks.com/news/4835742
トップ科学者と経営者が創業し、多数のphDホルダーを擁するモデルナが成功すれば、フェアチャイルド社を中心にシリコンバレーが形成されていったように、ボストンのバイオベンチャー生態系がぶっちぎりの世界一へと成長していきそう #モデルナ #バイオベンチャー
先日の特集にもあったモデルナ!仕組みを文字で読んでいても、ピンとこないところがあったのですが、これはありがたい!
新しい仕組みは先人たちの知恵あってこそというのを改めて感じます。
次世代の創薬プラットフォームの開発で期待され、多額の資金を集める米企業モデルナですが、ワクチンも治療薬も、製品化にはまだ一度も至っていません。新型コロナワクチンの開発は、モデルナにとって試金石となるでしょう。
判断が難しい。バイオベンチャーの評価をちゃんと出来る人って世の中にどれだけいるんでしょうか。しかもモデルナはかなり情報統制をしているとのことですし。

ビルゲイツが賭けているということで、一般マーケットにおける信頼性もかなり担保されている気はしますが。

創業以来ずっと赤字で、商品化にすら至っていないのは、一般的に考えれば上場企業としては批判されても仕方ないですが、社会を巻き込んだ壮大な実験(研究開発)なんだと捉えた方が良いんですかね。

セラノスの様に投資家をだますのはダメですが、ミッションの啓蒙・情報開示をしっかりと行って、世界的な課題解決を目指すベンチャーに賭けてみるという仕組みはありな気がします。ちゃんと(個人投資家なども含めて)関係者が納得した上であれば。
新型コロナmRNAワクチンで脚光を浴びるモデルナについてのNewspicks独自記事。ただし、mRNAワクチン製造に関しての特許はビオンテックが有しており、モデルナはそれをライセンシング。いずれにせよ、2020年は創薬が違うフェーズに入った象徴的な年といえよう。いわば、創薬界のDXだ。
この連載について
テクノロジーの話題に関するNewsPicksオリジナルのインタビューやレポート