SBI連合、地銀の駆け込み寺に 北尾社長に聞く
日本経済新聞
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SBIHDの「第4のメガバンク構想」は、地域銀行がその戦略資産を活用し、強みとする事業成長に集中できるよう、裏側のシステムや金融商品提供、事務、自己資金運用等をプラットフォーム的に支える必要があるという問題意識に基づいていると思われ、その問題意識や取組みに強く共感しています。
一方、この構想についてまだ腹落ちできていないのは、私が勉強不足なところもあるのだと思いますが、①なぜそもそも資本出資を伴う必要があるのか、純粋な役割分担の業務提携ではだめなのか(ex 野村證券‐山陰合同銀行グループの包括的業務提携)、②なぜそのための座組みとして新しい会社を3つ組成し、重ねるような複雑なストラクチャーにするのかということです。
資本を入れなければ業務提携がスムーズに進まないのか、もしくは資本を入れることで勘定系システム入替えや有価証券運用受託等のやや無理筋なこともやりやすくするためなのか、それが前提なので自己資金だけでは足りず、外部からも資金を募るためにストラクチャーを講じているのか等、その意図や狙いを理解するために考えを巡らせています。