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レムデジビルの試験デザインに総じて言えることですが、「レムデジビル投与のタイミングが遅いかもしれない」ことは懸念材料です。

誤解のないよう説明を加えておきますが、これは仕方のないことでもあります。

前提として自然に治癒する病気でもある以上、軽症のまま治癒する患者さんに対して薬剤を投与する意義は小さく、副作用リスクが利点をはるかに上回る可能性が強く危惧されます。薬が害にしかならない可能性です。このため、薬を誰にでも投与すべしというような意見は現時点では暴論と思います。

言い換えれば、薬は重症化する患者さんに対して選択的に使用しないと真の臨床的有用性は発揮できない可能性が高いと考えられます。これは多くの病気に共通することです。

実際に、各試験では重症化した患者さんが選択されていますが、問題は、症状が出現する前の段階でウイルスの増幅がピークに達する可能性を指摘されていることです。

薬剤側からすれば、本来この時期に投与されるのが最も有効と考えられます。重症化「した」時には、免疫応答が起こっていて、すでにウイルスの増幅はピークをすぎたあと。薬剤は十分効果を発揮しにくいかもしれないのです。これは実際に多くの感染症に共通した真実です。

このため、本来であれば、重症化「する」患者さんだけを選択的に狙って、重症化の「前」に投与をすることが望ましいですが、この予測が立たないので、各試験が矛盾を抱えた中で行われています。

もちろん、既存の試験結果がポジティブなものであれば良いですが、このような理由から、各試験が仮に芳しくない結果に終わったとしても、アプローチをかえて再挑戦する価値があると言えます。

しかし、そこでの課題は、どのように重症化する患者さんを見つけ出し正確に予測するか、です。男性、高齢者、いくつかの持病などが危険因子として知られていますが、これらの組み合わせだけでは間違いが多く起こることも知られています。まだまだ明らかにすべきテーマは尽きません。
当面のあいだ、政治は social distance を置いていただきたいです、大切な時期なので
インフルエンザ用の抗ウイルス薬と同じように、発症後すぐ使わないと効かないよね。

でも新型コロナはサイレント肺炎なので、気づいた時点ではもう遅いのかも
https://toyokeizai.net/articles/-/346423?page=2
昨日は、ギリアドが行なった新型コロナウイルスの重症患者を対象の臨床試験で、抗ウイルス治験薬レムデシビルが有効性を示さなかったと伝わり、ギリアド株は急落したとも伝えられていました。
【ギリアド株が急落、抗ウイルス剤が新型コロナ治験で成功せずとの報道】
https://newspicks.com/news/4847475/

そして本件。「新型コロナウイルス感染症治験薬「レムデシビル」の暫定試験結果が早ければ5月半ばまでに明らかになる可能性がある」とのこと。続報が気になるところ。
早いタイミングで結論が出るのは良いことです。結果が良くても悪くてもそれをベースに次のアクションに移るグループが出てくるでしょうから。

結果を見ないであれこれ言ってもしょうがない。期待はしたいですが。
Gilead Sciences develops and markets therapies to treat life-threatening infectious diseases, with the core of its portfolio focused on HIV and hepatitis B and C. The acquisitions of Corus Pharma, Myogen, CV Therapeutics, Arresto Biosciences, and Calistoga have broadened this focus to include pulmonary and cardiovascular diseases and cancer.
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