「全国民のセルフPCR検査」を政府に勧める楽天の狙いは? 厚労省は「非現実的」、医療者は「不安商法の延長」
コメント
注目のコメント
タイトルも冷静に、岩永さんの安定感のある記事。
この記事はコメントで止まらず、中身に目を通して頂きたい。
企業も、もちろん邪悪ではないはず。ただ、今の状況下、PCRに対する混同と、混乱がとても避けられるとは思えない。
そのリソースがあれば、リーダーシップも、正義感も理解できるけども、今必要なのは単独で走り抜けるリーダーシップではなく、現場とのコンセンサスを優先して行動できるリーダーシップと思います。
現在世にあるPCR、その実施形態や、規制当局からの承認の状況、その違いや意味について、複雑ですが少しでも理解が進むのを願います。陽性患者の宿泊先選定を楽天トラベルでできるようにすると言うのは嬉しいです。
しかしセルフPCRはやはり無駄かと思います。症状がなくて陽性の場合は、偽陽性の場合も多分にあり接触歴がなく、感染防御もできていた方も戦線離脱させる効力があります。
また症状がないため医療機関は直接診療されず、経過観察の方針で自宅待機です。症状があれば、受診して再度PCR検査を医療機関で行う可能性があります。
また陽性者の職場復帰に使う場合に、カラ検査しない保証はないので、陰性化確認したとして想定よりも早い職場復帰を促し、結果感染拡大をさせてしまう事になります。
つまりこのPCR検査は陽性であれば、医療機関の資源の無駄と、利用者の費用の負担が増えます。楽天さんだけ儲かるように思えます。
医療者と患者の負担だけ増えるのは目に見えてます。ごめんなさい。ホテルを貸し出す提案は有難と思いましたが、やっぱり無理です。
この突っ込みどころ満載な提案は絶対に受け入れてはならないし、場合によっては三木谷さんの支援は全て断るくらいのスタンスで臨む必要があると思います。
Twitter界隈では三木谷さん信者の人たちが全力で応援しているのですが、三木谷さんのような”目立つ”方によって、世の中が間違った方向に導かれてしまう可能性をとても危惧しています。
また、これは感覚ですが、、、透けて見える商魂に加えて、”国内を救っているかっこいい俺”という感じが、吐き気がするくらいイヤです。