【プロ野球】縮む選手寿命は、即戦力でも3年。背景と必要な力
SportsPicks編集部
91Picks
コメント
注目のコメント
米メジャーリーグとの比較は難しい問題だと思います。
よく言われることですが、アメリカの中学高校はそもそもシーズンスポーツとして部活動を行うので、日本のように「365日野球漬け」というケースはあまりない。甲子園みたいな国民的な大会もありませんし。よって肩や肘の蓄積疲労も少ないでしょうし、プロとしてのスタートラインがそもそも違う気がします。
今年は学生スポーツを見直す良い機会になるとも思います。野球ファンとしても、ドラフト上位で指名された選手がいきなりケガとか、一軍で活躍することなく戦力外になるのは、やはり見ていて寂しいものがあります。「即戦力」と言われながら、数年で戦力外になる選手が
近年目立つようになってきました。彼らはなぜ活躍できずにわずか数年で球界を去るのか。その一つに、日本球界に育成ビジョンが欠けていることと、近視眼的な起用法があります。高い契約金を支払う球団にとって、しっかり育成して戦力にしないと、無駄な投資となってしまう。より多くの選手が、どうすれば輝くことができるか。試合がなくて時間がない今だからこそ、みんなで考えましょう。今後は完全子会社であるプロ球団にも経営目線がより強く入ってくるようになれば、企業の財産である選手にも「投資」「育成」と言った視点が入ってくるものと思います。
そこに期待したいです。