[23日 ロイター] - ビデオ会議システムの米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ<ZM.O>のビデオ会議参加者(訂正)が3億人に達した。同社のアプリ「ズーム」には、セキュリティ上の問題が指摘され、使用自粛の動きがでているが、ビデオ会議参加者(訂正)は3週間で50%増加した。

エリック・ユアン最高経営責任者(CEO)が22日、明らかにした。同社は暗号機能を強化した最新版「ズーム5.0」を週内に公開する方針。

ただ、セキュリティ面の懸念から企業などで「ズーム」回避の動きが続いている。22日は、ドイツの自動車大手ダイムラーが社用でのズームの使用を当面禁止したと明らかにした。

ブルームバーグ通信によると、ワイヤレス技術会社NXPやスウェーデンのエリクソンも使用停止に動いているもようだ。

*発表者側の申し出により、4月23日送信の記事で、見出しと第1段落の「ユーザー数」を「ビデオ会議参加者」に訂正します。