新型コロナによる影響で存続の危機に直面する自然学校-被害総額は約18億円。6割超の団体が経営に影響。 / Eduwell Journal
Eduwell Journal
3Picks
コメント
注目のコメント
国内外で環境教育を推進する公益社団法人日本環境教育フォーラム(JEEF)は、4月23日に共同緊急調査「新型コロナウイルス感染拡大に関する自然学校等への影響調査レポート」の結果を公表しました。
調査結果によると、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、4月末までに自然学校等が中止・延期したプログラム・イベントの参加予定者数は、約20万人にのぼり、被害総額は約5億9,200万円となったことがわかりました。
5月以降の野外での活動が増えるシーズンを迎え、長期化することで被害はさらに拡大することが予想されるとしています。夏休みに向けて、一気に自然学校も動き始めました。
調査結果と共に、
関係省庁と国会議員に、要望書とガイドラインの提出も進んでいます。
安心安全な事業運営になるよう、
ガイドラインに則った運営を目指しますが、
感染リスクを100%なくすことはできません。
リスク保有しながら実施するのならば、
対応するための研修や勉強会などの必要性も感じます。
自然学校の中から感染者をゼロにするための試みを、
業界として取り組んでいくことが急務です。