米豪、艦艇を南シナ海に派遣 中国調査船を牽制
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中国が、「力の空白」を認識して、中国が実力を用いて既成事実を作ろうとすることを米国は許さないでしょう。「力の空白」など存在しないことを、米国は海軍力を展開することによって示そうとするのです。しかも、展開したのは米海軍最新の強襲揚陸艦で、いわゆる軽空母としても運用できる艦艇です。中国に対して、米国は空母を展開できなくても、アジア地域においても海上優勢や航空優勢を維持できることを示したとも言えます。
オーストラリアは、米国の同盟国として、また、国際秩序に対する暴力的挑戦を許さない勢力として、米国と共同しています。日本も、中国に実力を用いて国際秩序に挑戦しようと思わせないよう、また、「力の空白」が生じていると中国に認識させないよう、米国や他の米国の同盟国と協力して行動する必要があると思います。
