オイシックス・ラ・大地、医療従事者がほしい食品を支援するサービス、カゴメや木村屋ら18社が参画
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全国が緊急事態宣言下になる中、感染症治療の最前線である医療機関では、医師や看護師の皆さんが命を救うために懸命の努力を続けられています。そうした皆さんの環境を少しでも改善するべく、食品を現地に届ける取組をオイシックスさんが開始し、RCFも参加しました。支援の内容を紹介します。
1.どのような支援を行うのか
まず、食品支援を必要としている病院のニーズを集めています。当面は、東京都内の感染症指定医療機関から支援を開始します。
同時に、食品を協賛してくれる企業を募っています。現在、伊藤園、カゴメ、亀田製菓、キリン、ユーグレナなど18の企業が参加して下さっています。病院の皆さんがいつでも安心して手にできるように、個包装であったり、飲みきりサイズの食品を無償で届けていきます。
こうした食材の倉庫管理と、病院への配送は、ココネット社(セイノーホールディングス)が担います。すでに木場の倉庫を確保しており、数十の病院に配送できる体制を数日に整えて下さいました。配送も、安全に配慮するのと、病院側の負担をへらすために非対面で行われます。
2.なぜ、病院に食品を届けることが重要なのか
病院によって事情が異なりますが、ヒアリングによれば、職員用の給食がストップしていたり、夜食がでなくなっていたり、時間がないためにコンビニ弁当を急いで食べるしかないなど、食環境も悪化している模様です。
医師や看護師は、睡眠時間や休憩時間も最小限の中、極度のストレス状況におかれています。数少ない安らげる時間であるはずの食事を、すこしでも充実してほしいとの願いから、このプロジェクトはスタートしています。
3.病院への支援こそが、いま一番必要なこと
私は、この新型コロナウイルスとの戦いは災害と同じだと考えています。災害の場合は、緊急支援(避難所中心)→生活再建支援(仮設住宅中心)→復興支援とフェイズが変わっていきます。そして今は緊急支援段階であって、避難所に相当するのは病院になります。しかし災害と違って支援の枠組みが行政民間ともに不十分であるため支援が行き届いていません。医療崩壊を食い止め、すこしでも多くの命を救うためにも、STAY HOMEとともに、病院への支援をぜひ皆さん考えて頂きたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。今はとにかく自社でできることを全部やるという気持ちです。宜しければ下記にもそういう取組やその想いについてnoteにまとめているので、是非ご覧ください。
降りかかる問題は選べないが「態度」は選べる。 新型ウイルス、震災などの非常時にどう立ち向かうか?
https://note.com/oisixradaichi/n/n363506a0aed2