D2Cブランドのリアル店舗進出は小売の原点回帰なのか?
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元々リアル店舗にはすごい価値がある、ということだと理解しています。
web完結であれば規模が小さくても始めやすいし、一定数のファンを獲得できれば収益的にも成り立つ。でもあるラインを超えると顧客獲得の費用対効果は低減してきます(記事にあるSNSマーケティングがいい例ですね)。
リアル店舗は、目的買い以外の人も取り込み得るし、空間的なアピールができるし、人を介した接客も購買のひと押しに効果的です。リアル店舗を持たない前提に立つと、これらは喉から手が出るほど欲しい、ということなのでしょう。リアル店舗を出自にするとなかなか気づきにくい、灯台下暗し的な。>>>顧客との高いエンゲージメントを構築するため、自社のブランド哲学やストーリー、製品を生み出すまでの背景等を明確に訴求していくこともD2Cブランドとして、成功する重要な要素である。
D2Cブランドで勝ち抜くためには、顧客に響く「ブランド哲学」が最も大切になると思う。以下、私に響いた各D2Cブランドの哲学(ストーリー)。
・wabyparker(メガネ)→創業ストーリー、社会貢献
・Away(スーツケース)→生涯保障、メディア
・BONOBOS(メンズパンツ)→顧客データの徹底収集
・Everlane(アパレル)→価格の透明性
・The Sill(観葉植物)→初心者へのアプローチ
・CUYANA(バッグなど)→商品の希少性、サステナブル
・Allbirds(靴)→世界一の履き心地、顧客との対話
・LaLigne(ボーダー服)→写真ビジュアル
・Glossier(コスメ)→SNSマーケ
・Casper(マットレス)→リアルプロモーションブランドが成長していこうと考えた時にリアルな場を無視できない。
①リアル店舗とECを比較した時のリアル店舗の存在感はまだ大きい。②リアルな場があることで顧客層が広がる。③ブランドを体感できることでエンゲージメントが上がる。
ただし場所の在り方は変化していく。