堺ディスプレイ、2期連続で最終赤字
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(以下抜粋)
なかでも、サムスンに対して、シャープはテレビ用液晶の供給を再開するのではとみられている。調査会社Display Supply Chain Consultants(DSCC)によると、20年7~9月期から量産供給を開始し、年内だけで300万枚を供給する計画という。
鴻海はかつて、天虎(Sky Tiger)計画を展開するため、それまでテレビ用液晶パネルの顧客だったサムスンへの供給を停止した。サムスンは、液晶パネルの顧客であると同時に、テレビ市場では競合だったためだ。これに対して、サムスンはシャープに対して損害賠償を求め、テレビ用液晶パネルを急遽、ライバルのLGから調達することになった。これによりシャープとサムスンの取引は16年から途絶えていたが、19年の液晶価格の激しい下落によって、そのLGも20年内にテレビ用液晶パネルの生産から撤退することを表明した。
シャープからサムスンへの供給再開が実現すれば、SDPの工場稼働率や売り上げの向上につながるだろう。