[東京 20日 ロイター] - 日本フランチャイズチェーン協会が20日発表した3月の全国コンビニエンスストア売上高は、既存店ベースで前年同月比5.8%減の8339億円と、3カ月ぶりのマイナスとなった。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛などから来店客が落ち込んだことが響いた。来店客数は既存店ベースで12億8483万人と、同8.2%減まで落ち込んだ。
一方で、冷凍食品やレトルト食品など日持ちする商品のまとめ買いが増え、客単価は649.0円と同2.5%上昇した。
[東京 20日 ロイター] - 日本フランチャイズチェーン協会が20日発表した3月の全国コンビニエンスストア売上高は、既存店ベースで前年同月比5.8%減の8339億円と、3カ月ぶりのマイナスとなった。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛などから来店客が落ち込んだことが響いた。来店客数は既存店ベースで12億8483万人と、同8.2%減まで落ち込んだ。
一方で、冷凍食品やレトルト食品など日持ちする商品のまとめ買いが増え、客単価は649.0円と同2.5%上昇した。
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大手各社の営業概況を見ますと、平日夜間と週末の客数減が響いたようです。
客単価は冷凍食品や日配食品(牛乳や卵など)の買いだめ需要があったものの、紙製品や衛生用品の欠品で伸び切れなかった様子。
外食、フードデリバリー、食品スーパー、ドラッグストア等の競合領域との総当たり戦において、若干の負け越しといったところでしょうか。
大事なことは、コロナ禍をひとつのカタリスト(転換点)として、店舗の省人化や在庫情報管理等を進化させることだと思います。
住宅地区とオフィス地区でどの程度違うのか。都心部は店がほとんど空いていないので残存者メリットもありそうですが、絶対数が減っているんで厳しいのではないでしょうか。
客数の減少はやむないとして単価の伸びが足りない感じですね。
客単価= 一品当りの平均販売金額 × 一人当たりの購入点数
なので、まとめ買いが増えれば購入点数増加となり、客単価の増加に繋がります。
ただ、もし普段飲食店で使う分のお金をコロナの影響でコンビニ弁当に対して使っていたとしたら、「購入点数」の増加だけでなく「 一品当りの平均販売金額」の増加も起こっているかもしれません。
事実、私も飲食店で食べれない分、少し豪華な弁当をコンビニで買うようになってきているので。(セブンだったら”金の〇〇シリーズ”とか)
その場合、「まとめ買い」だけが客単価の増加要因ではないということになります。
まぁただの仮説ですけど。
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