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村田製作所、貫く自前主義 5G向け部品で追随許さず

日本経済新聞
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  • 製造業 Marketing Manager

    (以下抜粋)
    もう一つの武器は、必要な技術を先読みする力だ。米アップルなど大口顧客との信頼関係をテコに、日々の営業活動から情報を得て精緻な技術予測を立てる。楽天証券経済研究所の今中能夫氏は「村田製は3年先の電子機器の中身を把握し、マーケティング力が卓越している」と評価する。

    5Gでは高い周波数帯の電波「ミリ波」の利用が拡大する。効率よく扱うには高度な技術が求められるが、村田は研究を1990年代からスタートさせていた。ミリ波で安定して信号を伝えられる高機能基板「メトロサーク」は売上高が1000億円を超え、今後も採用が増えるとみられる。

    足元では、半導体メーカーなどが新たなライバルとして台頭している。中国勢などスマホ製造に参入する企業が増え、半導体や通信部品などを組み合わせた「モジュール」の需要が高まっているからだ。

    「モデムからアンテナまでトータルソリューションを提供する」。19年9月、米半導体大手クアルコムのクリスチャーノ・アモン社長はTDKとの合弁会社を完全子会社化し、モジュール開発への本格参戦を宣言した。

    モジュール化は村田が仕掛けた分野でもある。村田は12年にルネサスエレクトロニクスからパワーアンプ事業を買収。自社の通信部品と組み合わせたモジュールの販売に力を入れる。

    6月に社長に就任する中島規巨専務執行役員は「通信モジュールの競争力の源泉は通信部品。負けてはダメ」と檄(げき)を飛ばす。5G時代に描く村田の戦略に注目が集まっている。


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