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注目のコメント
今mRNAワクチンが注目されるのは、開発スピードの早さにあります。ウイルスやタンパク質を作るのに比べて圧倒的に開発期間が短縮できます。
一方で解決すべき課題は、安定性と細胞へのデリバリーです。RNAはタンパク質やDNAと比較して非常に壊れやすいです。またRNAからタンパク質を合成するには細胞の中に入る必要があります(まるでウイルスのように)。この課題をモデルナが具体的にどのような技術で乗り越えるのか1免疫学研究者として詳細を知りたいです。
専門用語の意味や背景も知りたい方は下記の2つの記事を合わせてお読みいただくとより理解しやすいと思います。
【3分解説】コロナに負けない「免疫」のすべて
https://newspicks.com/news/4826314/body/?ref=user_4803225
【独白】最先端のワクチン治験に参加した男
https://newspicks.com/news/4822514?ref=user_4803225世界がワクチンを欲しています。
WHOの声明を待つまでもなく、ワクチンが完成しないかぎり、1〜3年ほどは世界は何らかのソーシャルディスタンスを続けなければいけない、というのが共通の認識になってきました。
NewsPicksは、その最先端を走る米バイオテックModernaの創業者に独占インタビューを敢行しました。
ビル・ゲイツも惚れ込んだ革新的テクノロジーで、最速で臨床試験に突入したModernaの真髄とは何なのか。そして、ワクチンはいつできるのか。できたとして、誰から投与されていくのか。安いのか。
意外なところに出てくる「日本の系譜」とともに、ぜひご覧いただければ幸いです。ワクチン開発の裏側がよく分かる記事ですが、少し内容が難しいかもしれません。
ワクチン開発が暗礁に乗り上げる可能性の一つに、enhancement(増強)という現象があげられます。接種した方が、本来の意図とは逆に、肺炎を悪化させてしまうというものです。
実用化に向けては、まずこのenhancementが見られないということの確認が大切です。
その上で、有効性の確認が必要ですが、これは比較的時間を要する「感染が減る」という結果を確認する前に、より早く結果が分かる「抗体ができる」を確認して、段階的実用化が始まるかもしれません。
この最速のシナリオが仮に成立した場合には、記事にもある通り「秋頃までには、医療従事者がまずワクチンを接種できるように」なるかもしれません。
ただしこの場合には、明確な答え合わせは、後でということになります。