【決算】コロナ特需のドラッグストア。マツキヨは「負け組」

2020/4/20
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、マスクやトイレットペーパーを求めて、毎朝行列ができるほど客が殺到しているドラッグストア。
日本政府が緊急事態宣言を発令した4月7日以降も、ドラッグストアの営業は続いている。
こうした中、業界1位でイオン傘下のウエルシアホールディングス(東京都千代田区)と業界6位のスギホールディングス(愛知県大府市)が、4月に最新決算(2020年2月期)を発表。
(写真:森田直樹/アフロ)
いずれも決算期の最終月となる2月に〝コロナ特需〟があるなどで、好決算となった。
ドラッグストア各社は3月も売り上げが増加しているものの、2〜3月に売り上げを落としたドラッグストアもあった。
明暗を分けたドラッグストア決算を、図解とともに最新のデータをチェックしよう。
Index
 ☑️最大手ウエルシアは利益30%↑
 ☑️売り上げ「30%↑」と「8%↓」の差
 ☑️「食品・雑貨」比率が6割超えも
 ☑️各社が「強い地域」を持つ業界

最大手ウエルシアは利益30%↑

まずは、業界最大手のウエルシアホールディングス(HD)から見ていこう。