• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

【現地発】日本と大違い。米国でオンライン授業が進む理由

NewsPicks編集部
651
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

選択しているユーザー

  • NewsPicks Chief Strategy Officer

    日本でもIT教育が進んでいる広尾学園はすでに新学期をGoogle Classroomで始めていて、体育までもカメラ前でみなでオンライン体操をするという試み。

    なんでも、まずトライしてPDCAをまわす。
    オンライン教育はまだ発展途上ですが、どんどん進化しそう。

    わたしもGW明けから大学がGoogle Classroomを使って再開になるので、いろいろな講義を試してPDCAをまわして進化させたいと思います。


注目のコメント

  • NewsPicks 編集部(シリコンバレー支局長)

    アメリカでは26州に学校で5月〜6月まで公立学校が閉校することが明らかになっています。これまで、私立、公立の学校(小、中、高)の少なくとも5500万人が影響を受けています。

    カリフォルニアの外出禁止令(3月17日より)1日前に学校は閉校して、その数日後からオンラインの授業が学校の先生たちによって始まっていました。日本と教育システムが違い、学区によって裁量があり、教育方針なども違いますが、教師たちが自ら学んで、オンライン授業にいいと思ったものをとにかく取り入れてやってみるという行動の早さは驚くべきものがあります。
    また、アメリカでは「○○さんがPCがないので、オンライン授業はやめましょう」という風にならず、「○○さんが無いなら、PCを持たせよう」という風にボトムアップで動いているのがとても前向きで、素晴らしいと思います。

    全米で一気にオンラインの教育が加速する中では、教師、親、子供も環境に不慣れ。そんな中教師が埋められないところを、父兄がボランティア参加してオンライン授業を持ったりするということも起きています。教育のあり方の多様性を見せられている気がします。

    また、各都市の教育委員会が一斉に無料パソコンの配布やWi-Fiを提供する動きに加えて、企業も寄付したりしています。例えば、グーグルは4月にカリフォルニアにクロームブック4000台寄付し、10万世帯にWi-Fiを提供すると発表しました。意外とリモートでもいける、これは現場でないと無理、という治験がたまり、コロナ後の教育現場も、それまでと全く違うものになるのではないかと思います。


  • NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)

    サンフランシスコから、洪さんの動画レポートが定番化してきました!

    我が家でも10歳の息子がサンフランシスコ市の公立小学校に通っていますが、ひとつ誤解のないよう補足です。この動画をみて「やっぱアメリカはできるけど、日本の政府や文科省ダメじゃん!」と思う人もいるかと思いますが、じつはそう単純ではないように思います。

    少なくとも私の子どもの小学校は、子どもだけでなく、母親も父親も、学校の運営にとてもコミットを求められます。学校にアートや体育などの授業を充実させるため、寄付をつのったり、親のボランディア募集は日常的におこなわれています。教育環境のためには、学校まかせじゃなくて、生徒の親も貢献しようぜ!という温度感が非常に高い。これは、日本と全然ちがいます。メーリングリストもとても活発で、つまり親もすごく自主的に盛り上げてる。

    なのでオンライン授業が始まると、少人数制になるわけですが、いろいろな科目の「先生役」を、保護者たちが自主的に買ってでるわけです。算数、音読、その他もろもろ、同級生の親までオンラインの教える側にまわる。ここらへんは、なかなか外からは伺いしれないものではないかなと。

    ぜひそういう視点からも、このコンテンツを見て頂けたらとおもいます!


  • badge
    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    子供がどの程度勉強についていけるかは、親の能力にかかっている、というのがほとんどの場合、実際のところです。遺伝的な話ではなく、親が子供の学習を十分に理解しているか(子供にわかりやすく教えられるくらい理解しているか)、両親の少なくとも一方が子供の勉強を十分に見るだけの時間を家庭でとれるか、といったことです。
     これは、オンライン授業に限らず、従来からあったことです。家庭でのオンライン授業になると、学校での授業以上に、親の能力にかかるところが圧倒的に多くなります。塾とか公文式や家庭教師に教育を委託することができなくなるので、金があっても解決にはならないからです。親がある程度には情報通信技術に通じていること、という条件も加わります。
     サンフランシスコ市は、米国でも際立って、そのような条件がそろった家庭が多いでしょうから、「米国はすばらしい」「日本も真似しよう」といっても無理があるでしょう。東京都の、港区だけ、とかであれば真似もできるでしょうが。
     欧米でも、現在のオンライン教育は、あくまでやむをえないから導入する代替措置で、教育格差を拡大する以上、長く続けるべきではない、という見解が多いでしょう。全国民に対処できているとすれば、シンガポールくらいですが、まさに「港区だけならできる」という話でしょう。
     それからもう一つ、学校によるオンライン授業では、親のコミュニティができていて、協力してサポートし合えることが決定的に重要になるでしょう。学校への金銭的な支援、技術的な支援、特に公立学校では、必ずついていけなくなる家庭が出てくるので、そういう家庭にすぐにサポートが提供されること、つまり、ざっくばらんなコミュニケーションが常時とれることです。ラインのグループくらいはつくってあった方がいいでしょう。実のところ、日本の学校教育が、他国と比べて際立って弱いのは、親のコミュニティが学校と共に教育をする、という積極的な姿勢ではないかと思います。

    https://time.com/5803355/school-closures-coronavirus-internet-access/


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか