「復元的整備」ですか。城郭ファンには賛否両論ありそうですが、旧基準は厳し過ぎたと思います。 現存する図面を元に、木造建築で再建することは史実に忠実な様相であっても、急角度の階段や低い梁、石垣の強度、耐震耐火の面から見ても観光施設としては決して安心できません。そもそも1910年(明治43年)に岐阜城に初の模擬天守が建てられて以来、天守や多層櫓再建の意図はリアリティの追究ではなかったはず。そういった観点から考察すると、近年の尼崎城は再建に至った経緯も含めて好感が持てるのですが…。
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