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緊急事態宣言下において、書店の多くは自粛を余儀なくされています。

そんな最中、NewsPicksパブリッシングとしてできることを検討した結果、近刊『フルライフ』を全文公開することにしました。

本書は、3ヶ月先がどうなるかもわからない今だからこそ、大切な「今日の仕事と10年先の目標と100年の人生をつなぐ時間戦略」を綴っております。

心を整えながら、ぜひ読んでください。
廣田さんの「コメント欄で同じ本を読んだ方と感想を共有できるまたとない機会を与えられた」という投稿が嬉しいです。
答えの無い問いに対して、充実した人生にするために必要な向き合うべきことを示唆いただく内容でした。

個人的には下記の部分が分かりやすくて好きです。
人生における時間戦略の考え方。
特に重心という表現かわかりやすい。

と言っても何から始めれば、となりそうなのでまずはこれまでの振り返りかと思います。自分がどう生きてきて、どう時間を使ってきて、どんな時に満たされてどんな時にストレスフルなのか、ここと向き合うことが始まりかと思います。

>例えばマイケル・ポーターという戦略論の大家は、「戦略=選択肢のセット」と言っています。でも私にはピンときません。というのも、人生の分かれ道があって「どちらに進んでもいいぞ」と選択肢のセットを提示されても、それは戦略とは言えない気がするからです。

>A. 戦略家の仕事は〝重心〞を発見することである
何だかカッコイイ定義ですが、いったい重心とは何でしょうか? クラウゼヴィッツについて研究されている長沼伸一郎さんから、次のような話を教えてもらいました。
〝クラウゼヴィッツは著書「戦争論」の中で、この戦争の重心は首都か、軍隊かという話をよくしている。つまり、首都を攻め落とせば戦争が終わるのか、あるいは軍隊を撃破すれば戦争が終わるのか。たとえば、ナポレオンはロシア軍を放ったまま首都に入ってしまった。重心は軍隊にあったのに、首都に入ったから重心を取り逃がして、結局全体がガタガタになってしまったというようなことを言っている〞
石川善樹さんのdoingとbeingの枠組みはこれまでも様々な発見を与えてくれるものでしたが、今回は人生のタイミングによってバランスが異なるという話。なるほど。。

論理と感情、利益と理念、統制と自律、などなど対立で語られがちな様々な物事も、結局はバランス。それらをメタ的に捉えて自分の立ち位置をツマミを調整するかのように軽やかに動かせる能力が重要になっているように感じます。
#フルライフ を全文公開。
Well Being + Well Doing は石川善樹さんの到達点の1つなのかもしれないなと思いました。

先が見通せない今、自分はどうあってどう生きるのかを考えていくにあたって、この本は心を整えてくれると思います。

コメント欄で皆さんの感想をシェアできるのも素敵
全文公開はすごいですね。
確かにーと思う内容なんですけど、途中まで読んで具体性がないことに残念感があります。それ以降を読むのをやめてしまいました。
ご自身の体験であれ、どこかの事例であれ、なんでも良いのですが、抽象化された理論が展開されていて、耳障りは良いんですけど、納得度にやや欠けるのは編集力の問題かと思います。
ライフシフトっぽい内容。真剣にこれを考えるタイミングがここ5年ぐらいできてる。
この週末に読もう…素晴らしい取り組み。