ネットフリックスはいったい何がスゴいのか 1億ドル基金で世界中の映像制作支援の理由
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「ネットフリックスはいったい何がスゴいのか」:1億ドル基金で世界中の映像制作支援の理由
ネットフリックの強みや特徴をまとめてみました。
お時間許す際にお読みいただければ幸いです。基金ですが、1.5億ドルへの増額が決まっています。映像制作の業界は、今撮影の中止により財務的に苦境に立たされているので、その支援に充当されるとのことです。
Netflix Expands Hardship Fund to $150 Million
https://variety.com/2020/tv/news/netflix-increases-hardship-fund-150-million-crews-coronavirus-1234582721/
あと、記事中の会員数のデータは古いですね。2019年末では1億6,700万人まで増えています。2020年1Qの決算は、日本時間で4/22(火)に発表されます。
参考: Netflix IR
https://www.netflixinvestor.com/ir-overview/profile/default.aspx動画配信プラットフォームとしては強力なコンテンツを保有す
るDisney+は喉から手が出るほど欲しいところ。
Netflixとして大勝ちする道筋が「オリジナルコンテンツで視聴者を大幅に伸ばす」という限定的な戦略では危険ではないかと思います。
プラットフォーマーに徹するならば、「足元の収益」よりも「視聴者数」が重要。「視聴者数」を担保するために「コンテンツの豊富さ」は最も大きな競争力となります。
そういう意味では、ある程度低収益であろうと必ずしも「オリジナルコンテンツ」ではなくとも「豊富さの担保」のための投資は必要ですね。
一方DisneyとしてはDisney作品のみでDisney+の会員を増やすには限界があり、ここをどう広げていくのかには注目したいです。
NetflixにしろDisneyにしろ「ユーザーが求めるもの」から目を背けては誤った舵を切る事になりそうです。