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ついに来ました!!!アメリカの有人宇宙飛行の9年の空白が、ようやく解消されます。

計画スタートから10年。思えば長かった。

スペースシャトル・コロンビア号の事故が2003年。僕は大学3年で、友人とスキー旅行に行っている最中の民宿のテレビでこのニュースをみて「やべえ」と思った記憶が。

そしてその後、ブッシュ政権下で、スペースステーション完成後のシャトルの退役と、その代替となるアレス・ロケット、オリオン宇宙船、そして人類を月に再び送り込むコンステレーション計画が発表されました。「2020年までに再び月に戻る」がスローガンでした。僕は留学生で、「自分がエンジニアとして活躍する30代から40代にもう一度月に行く!!」と興奮したのを覚えています。

ちなみに宇宙兄弟の連載が始まったのがこの頃だったので、宇宙兄弟に出てくるロケットとかは今もコンステレーション時代のものです。

で、政権がオバマに変わると、コンステレーション計画はキャンセル、目的地は月から火星に変わります。アレスもキャンセルになりましたが、超大型のアレスVはSLSと名を変えて実質的に継続。一方、低軌道への有人打ち上げが目的だったアレス1は完全キャンセルで、この部分を民間に委託することになりました。これが2010年から始まったCCDevプログラムです。オリオンは継続し、まあまあ順調に開発が進み、デルタ・ヘビーロケットで無人の試験飛行も行いました。火星への中継地点として「月軌道ゲートウェイ」という中間駅を作る計画も立ち上がりました。

一方、SLSとCCDevは遅れに遅れ、政権はトランプに。そしてようやく実現したのが、今回のフライトですね。一方のSLSは来年くらいにはやっと飛びそう。そんなわけでハードウェアは揃ってきたのですが、行き先が火星から月に再び変更。んなわけでゲートウェイはまずは月面への「中間駅」になったわけです。もともと火星飛行に最適化された軌道だったので、月面へのデルタVが大きく、月着陸船がしんどくなる。そこの部分も民間に投げるのですが、2024のタイムリミットまであと4年。CCDevが10年かかったことを思うと、正直、現実的じゃないんじゃないかと思います。ここがアルテミス計画のボトルネックになるでしょう。

私、37歳になりました。生きている間に火星有人飛行は見れるかなー。
スペースシャトルよりもかなり安全な有人宇宙船になっているので期待です。
SpaceXが5月に有人宇宙船ドラゴンを打ち上げると発表。新型コロナウィルスでバタバタしている中での打ち上げだけに、かつてベトナム戦争中にアポロ11号が月面着陸した時のような希望の光を届けることになれば良いが。
>引用
『米航空宇宙局(NASA)は17日、米宇宙企業スペースXが開発した有人型ドラゴン宇宙船を5月27日、初めて人を乗せて打ち上げると発表した。<中略> 地球への帰還も含めて成功すれば、次の打ち上げで日本人飛行士の野口聡一さんが搭乗する予定。』