(ブルームバーグ): 米アップルの「iPhone(アイフォーン)」販売は4-6月(第2四半期)に30%以上落ち込む可能性があると、ゴールドマン・サックスが予測し、株式投資判断を「ニュートラル」から「売り」に引き下げた。

ロッド・ホール氏らゴールドマンのアナリストがまとめたリポートによると、第2四半期のアイフォーン販売は台数ベースで前年同期比36%減となる見通しだ。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって、経済が打撃を受けていることが背景にある。落ち込みは第4四半期には2%減に緩和すると、ゴールドマンは予測する。

ホール氏はアップルの目標株価を233ドルと、これまでの250ドルから下方修正した。ブルームバーグがまとめたアナリストの目標株価のうち、2番目に低い。

17日の米国株式市場でアップルの株価は一時2.6%安まで下げた。

原題:Apple Slips After IPhone Sales Risk Turns Goldman Bearish (1)(抜粋)

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