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ギリアド株上昇、レムデシビルの有効性示すコロナ治験結果の報道で

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  • SYN Group 株式会社 Founder, CFO

    ギリアド社のコロナ治験が上手くいっている模様。

    ギリアドって一般知名度は米株かじったりしてないとそんなに高くないけど、実は時価総額10兆円超えの企業なんよね。

    日本だったらトヨタに次いで2位の巨大企業。


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    総合内科医 医学博士

    レムデシビルは元々はエボラ出血熱の治療薬の候補となっていた薬ですが、エボラ出血熱に対しては他の薬剤に治療効果が劣ることがわかり投与は中止となっていました。今回の新型コロナウイルス感染症で有効である可能性が示唆されて、再度注目を浴びています。

    4月11日にNEJMという一流医学雑誌に、重症の新型コロナの患者53人に投与したうち68%にあたる36人の患者で症状の改善を認めたという報告が掲載されました。ただ、「自然に治っただけの可能性」もあるため、今後のランダム化比較試験での結果が待たれていることです。
    https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2007016

    日本でもごく一部の病院で国際共同臨床試験が行われていますが、日本では承認されていない薬であり有効性が証明されたとしても、残念ながらすぐに使用するのは困難だと思われます。


  • 歯科医師 医学博士

    レムデシビルの有効性に関するこの報道は、現在のところ査読された論文とはなっておらず、単なる“レポート”の段階です。これをもってレムデシビルの有効性を論じるのは、いささか早計です。
    一方アビガンでは、中国・深圳からの論文が一時的に取り下げられましたが、改訂の上、査読済み論文が再掲載されました。
    https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2095809920300631

    この論文を改訂前後で詳細に比較しましたが、アビガン群では中央値4日でウイルスが消失し、14日後には91.4%で胸部画像が改善したといった主要部分に変更はなく、要旨や考察などで表現を控えめにした程度の変更(例:アビガンが有意に良好な治療効果を示した→アビガンがより良い治療レスポンスを示した)でした。また、非ランダム化比較試験という表現を消し、前後比較試験(アビガン採用前後の比較)であることを明記した上で、それでも「この予備的な臨床の結果は新型コロナウイルス感染症に有益な治療情報を与える」と結論付けています。
    この論文に対しては、二重盲検ランダム化比較試験(D-B RCT)が行われていないことが指摘されています。通常、薬の評価には、D-B RCTが必要なのは言うまでもありません。しかし、ここで私見を述べさせていただくと、今、このような状況でD-B RCTを行うのは倫理的にいかがかと感じます。一般的に、抗ウイルス薬は発症直後のウイルス量が少ないときにのみ効果を出すものであり、感染細胞が増えてしまえば、その効果はほとんどないのが通例です。D-B RCTでもし偽薬に当たり、その患者が急激に悪化(本疾患の恐ろしさはそこにあります)したとしたら、そこでレスキューを出しても、もう手遅れなのです。にもかかわらずD-B RCTを求めるのは、鬼の所業としか思えません。本論文の著者も、これを指摘し「非人道的でありD-B RCTを採用できなかった」旨を考察で述べています。さらに背景因子が異なることを除外するため、ロジスティック回帰分析やCox回帰分析を行い、それでも薬剤の違いには有意差があった(それぞれP = 0.046, P = 0.026)としています。
    現時点で報告されているデータからは、むしろアビガンの方が、有効性についての科学的根拠は高いと考えられます。


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