アングル:遅すぎる10万円給付案、市場の反応は冷ややか
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新型コロナを封じ込めるには、スピード感が大事というのは感染拡大に対するスピードという点では理解できるが、現金給付のタイミングにスピード感が必要であることには関係ない
現金給付による効果の目的が異なるからだろう
今のタイミングで国民に10万円を支給する事が経済対策に直結するなんて思わない
むしろ今の日本においては強制的なロックダウンはできないのだから、長期的に国民に自主的に外出を制限してもらう必要がある。実際、同じタイミングで全国的に自粛要請を出すニュースが出ている
自粛要請対象が全国民になるというニュースと同時に、全国民への10万円支給。これが無関係なわけがない
10万円支給は経済効果があるかわからないが、人々の自粛要請は10万円支給する事でよりプラスの行動になるだろう
日本が仮にロックダウンできる国であったならば、この記事にあるように早期に現金給付を決定しロックダウンする方が良いと思う生活費の支払いにも困る非正規や派遣社員の人たちが支払い困難になって生活保護や債務者になってしまえば、結局、社会保障で10万円を配るよりも社会的に負担が大きくなってしまうことを、どうして日本政府はわからないのだろうね?