[15日 ロイター] - 米医薬品アボット・ラボラトリーズ<ABT.N>は15日、新型コロナウイルス感染の抗体を調べる血液検査を投入し、検査キットの生産を6月までに月間2000万個に拡大する計画を発表した。

抗体検査によって新型コロナへの免疫を獲得した人を特定し、移動制限などの対象から除外できれば、経済活動の再開につながる可能性がある。

米国内では週内に約100万、月末までに計400万の検査キットを出荷する見通しで、米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請する計画とした。