富士フイルム、アビガンの生産増強 7月に約10万人分・9月に約30万人分目指す
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注目のコメント
アビガンの有効性を示すのに、十分信頼の足りる臨床試験の結果は出ておらず、現時点では「効果があるかもしれない薬」にとどまっています。
中国での前向き・無作為化、多施設共同試験では、中等度および重度の新型コロナの治療にファビピラビル(=アビガン)(n=120)とアルビドール(n=120)を用いて、有効性を比較しています。中等度の患者では7日目の臨床的回復に差が認められました(アビガン 71.4%、アルビドール 55.9%、P=0.019)が、重症の患者、もしくは重症+中等症の患者群同士で比較すると有意差はありませんでした。
※プレプリントの論文です
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2020.03.17.20037432v3
医師としては薬の効果に期待したい気持ちはありますが、この雰囲気だと少なくとも「特効薬」となるのは難しいのではないでしょうか。今後数ヶ月の間に、効果がなかったことを示す論文が出て、全く使われなくなるというシナリオも想定されます。当初期待されていた「カレトラ」は最近そういう雰囲気です。また、日本政府がこれほど肝入りだと、臨床試験の結果に政治的な影響が反映されてしまうのでは、とも思ってしまいます。いまだ臨床試験でその有効性が証明されたわけではないものの、レムデジビルなどと並んで世界で期待が持たれている薬剤の一つであることに間違いはありません。
現場での感覚でも、有効だったのではという声も聞こえてきますが、同時に、投与後に残念ながら亡くなられている方も経験されています。
真実は臨床試験の積み重ねから見えてくるものと思います。
なお、経口薬は人工呼吸器のつながった患者さんにも経鼻胃管という管を使って投与可能です。ただし、薬は投与のタイミングも重要で、感染症治療の原則から言えば、重症化する方ではより早期から投与する必要があることも確かでしょう。副作用や有効性、臨床試験をなどとコメントしている人は思考停止した政府と変わらない。
https://newspicks.com/news/4793791/?invoker=np_urlshare_uid1481719&utm_source=newspicks&utm_medium=urlshare&utm_campaign=np_urlshare
ビルゲイツがコロナウィルスのワクチンの生産工場に投資。
今候補が7種類あるが検証結果が出てから工場建設していたのでは間に合わない。
ということで彼は数千億円無駄にしてでも今の7つの候補全部の工場建設に投資する。
このスピード感と決断力が人類を救う。