[東京 15日 ロイター] - 富士フイルムホールディングス<4901.T>傘下の富士フイルムは15日、新型コロナウイルス向けに抗インフルエンザ治療薬「アビガン」の生産を増強すると発表した。グループ会社で生産体制を拡大し、今年7月に月あたり約10万人分、9月に約30万人分の生産を目指す。生産を開始した3月上旬と比べると、それぞれ約2.5倍、7倍の水準となる。