武漢で1万人に抗体検査 無症状感染者の実態把握へ
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PCRも万能ではないが、抗体検査もしかりです。
抗体とは、リンパ球が産生する免疫グロブリンIgですが、感染症検査に用いるものとして、初感染の初期に血中濃度が上昇するIgMと、しばらくして上昇し、一定期間血中濃度が保たれるIgGがあります。
したがって、IgGは過去または現在の感染を示すことになるので、無症状でIgGが陽性になると、現在の自分の感染力、隔離の必要性を確認するためにPCRを受けるしかなくなります。
現状では、PCRを受ける人は相当限定されているので、大勢の人が心配だから、という理由で抗体検査を受けると、過去に感染したが無症状で経過して治癒した、という人を含めて大量に陽性者が出るので、PCRを受けたくても受けられない人が続出し、医療機関や検査機関の崩壊を助長するでしょう。
一方で、IgGが陽性なら、再感染のリスクがないか、というのも不明であり、再感染があるとすれば、激しい免疫反応により重症度が増す可能性さえ考えられます。また.IgGがどの程度保持されるかもわかりませんし、ウイルス側もインフルエンザのように変異すると抗体が効かなくなることもあり得ます。
特に医療従事者が抗体陽性となった場合、PCR陰性まで自宅隔離、とかになってしまい、人員が減るので、安易に検査はできません。
抗体検査は手軽にできる利点はありますが、運用方法を十分検討することが必要です。抗体検査を今すぐ日本でも導入するべきです。
1分とかかからずに検査ができて、その人が抗体を持っているかを検査することが可能とのことです。
抗体を持っている人は前線に出て作業ができ(医療に関わらずなんでも)、恐れる必要なく行動することが可能です。これを宅配とかで送れるようになってみんなで検査できればかなり良いと思います!ドイツの人口12,500人の町で、抗体検査がすでに行われており、その結果から導き出された致死率は0.37%とのことです。
https://www.technologyreview.jp/s/198614/blood-tests-show-15-of-people-are-now-immune-to-covid-19-in-one-town-in-germany/