オバマ前米大統領、民主バイデン氏の支持表明 党の結束図る
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注目のコメント
これは筋書き通りとして、今回はサンダースが予備選挙撤退直後にバイデンの支持を表明したのは大きい。サンダースが撤退したことで、意気消沈した若い人が多いだろうから、早めに「打倒トランプ」のメッセージを発信した。
それでも、サンダースの撤退で投票所に行かなくなる人は多いだろうから、バイデンは激戦州(ペンシルベニア、ミシガン、ウイスコンシン、フロリダ、アリゾナ州)で必死に票をかき集めなければならないだろう。本当はビッグニュースなのですが、アメリカでは全然盛り上がっていないです。第一、バイデン候補しか残っていないので、支持するのが当たり前、しかも自分の副大統領だった人。もちろん、民主予備選中に支持すると、影響があり過ぎるというのは分かりますが、はっきり言ってオバマ大統領自身が忘れ去られた政治家になりつつあります。今考えたらあの8年間は政策的に何だったのか(保険プレミアムが下がってないのに強制的に医療保険買わされるオバマケアのどこかリベラルなのか、保険会社と病院が儲かる仕組みでしかない)。
ベーシックインカムで一躍有名になったアンドリューヤン氏は、NYタイムズのインタビューで、失望した人としてオバマ大統領をあげてました。人気があったので改革のチャンスがあったにも関わらず、実行に移さなかったからだと答えています。結局、バイデン氏はそのオバマ政策を引き継ぐだけですので、尚更期待できないです。
バイデン候補の政策については以下でコメントしました。
https://newspicks.com/news/4816137/?utm_medium=urlshare&utm_campaign=np_urlshare&utm_source=newspicks&invoker=np_urlshare_uid952336決着が着くまでオバマは中立を保っていました。これは過去の大統領経験者の慣例通り。
で、決着がついたら支持を表明。これも慣例通り。
面白いのは、どうやらバーニーの早期の撤退を促すために水面下でオバマが動いたようです。2016はバーニーがなかなか諦めず泥沼化し、それが敗因のひとつとも言われたので。
https://www.nytimes.com/2020/04/14/us/politics/obama-biden-democratic-primary.html