[上海 14日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>の3月の中国でのiPhone出荷台数が約250万台になったことが、中国信息通信研究院(CAICT)のデータから明らかになった。

2月の出荷は約50万台だった。

CAICTによると、3月のスマートフォン出荷総数は2100万台。2月に比べれば3倍超となったが、前年同月からは20%減少した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、1─2月の経済活動はほぼ停止状態にあったが、3月上旬までには販売店は営業を再開していた。

多くのスマホメーカーが、中国での販売持ち直しが今後数カ月間、世界販売の落ち込みを補うことを期待している。 

中国スマートフォンメーカー、小米科技(シャオミ)<1810.HK>幹部は決算会見で、中国市場は平常時の80%まで回復しているとの認識を示した。