サンダース氏、バイデン氏支持を表明 米大統領選
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この状況でサンダースがバイデンを支持しなければ民主党が分裂するだけでなく、コロナ対応であっぷあっぷのトランプが勝つ。サンダースはヒラリーも支持したが、彼にとってバイデンの方がヒラリーよりも支持しやすい相手。
結局、サンダーズ陣営は打倒トランプにまわったけですが、根本的な問題は残ったままとなりました。国民皆保険、学生ローン免除、学費の無料化など、バイデン氏は何一つとしてサンダース氏の要求を飲んでいないです。バイデン氏はMedicareの資格を65歳から60歳に下げるというような提案を出してお茶を濁していますが、何ら新しい政策はありません。医療保険制度も、基本的には失敗したオバマケアです(プレミアムも下がっていないのに、強制的に保険買わされる制度)。コロナでこんな状態になっているにも関わらず、子供にすら医療保険を与える気がないわけです。
国民皆保険については、もう遥か昔から保険会社と病院がロビー活動を通して、「国民皆保険は国民の医療権利を剥奪する」という宣伝をしてきました。国が管理する保険制度になると、保険会社や病院は、患者に請求できる料金が制限されるからです。一種のマインドコントロールのレベルで、医療保険がなく困っている人でさえ、なぜか国民皆保険に反対するという不思議な現象も起きています。
コロナで大変なことになった医療ですが、バイデン氏を含む民主党エスタブリッシュメントは、全く変える気はないわけです。サンダース氏は、このような既得権益を打破できる唯一の民主党候補だったわけですが、「革命」は起きずに、民主党としては従来の制度を多少改善する方針です。ただ今回のコロナの件で、国民皆保険やさらにはアンドリューヤン氏のベーシックインカムは、今後の政治テーマとして残るはずです。
【追記】大内さん、バイデン氏が若者に支持されていないのは、彼らにとって何のメリットもない政策ばかり打ち出しているからです。例えば、破産しても免除されない学生ローンで、利子がコンパウンドされ、生涯経済奴隷状態になってしまった若者は、とにかく学生ローンを何とかしてほしいわけです。また医療保険が高くて買えないので国民皆保険制度にしてほしいわけですが、バイデン氏は彼らに手を差し伸べていないです(若者は投票しないから彼らの責任でもありますが)。これでミシェル・オバマさんを副大統領候補に口説き落として、オバマ元大統領の明確な支持を取り付ければ、面白いのだが。しかし、コロナショック後には、トランプ政権の中国悪玉論は過激になる。既にトランプ政権は、バイデン候補が中国に対して「ソフト」であることを、攻撃の柱にする戦略を取っている。ミシェル氏では、その防波堤は難しい。オバマ夫妻ともに中国とは、結構深い関係がある。従って、副大統領には、女性で、ある程度若くて、対中強硬派、そしてマイノリティな候補がベストかもしれない。そうなると、カマラ・ハリスさんかなー。いずれにせよ、注目はバイデン候補が誰を副大統領候補に選ぶかに尽きる。