【最新】セブン、ローソン、ファミマ決算に見る「コロナの影響」

2020/4/14
コンビニ大手3社の決算が4月13日、出そろった。
2019年の国内コンビニ業界は、人手不足などを発端とする「24時間営業」の短縮とそれによる業績への影響に注目が集まったが、ふたを開けてみれば、セブン‐イレブン・ジャパンローソンファミリーマートの大手3社は、営業利益ベースで増益となった。
売り上げについては、不採算店を閉じたことなどでファミリーマートが減収となったものの、セブン‐イレブンローソンは増収だった。
しかし、新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大する中、日本政府も4月7日に「非常事態宣言」を出し、国民に不要不急の外出自粛を求めている。
(写真:iStock/egadolfo)
こうした中で、セブン-イレブンの親会社であるセブン&アイ・ホールディングスとローソンは、2021年2月期の業績予想公表を先送りした。
コロナの影響で先行きが見えない状況が続くコンビニ大手3社の最新決算を分析する。
Index
 ☑️セブン堅調、ファミマは25%増益
 ☑️3月は売り上げも客数もマイナス
 ☑️業績予想はファミマだけ公表

セブン堅調、ファミマは25%増益