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分散投資が効かない 人気ファンドにコロナの誤算

日本経済新聞
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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    世界全体は年率3%程度で安定的に成長を続けています。理屈の上で最も有利なリスクリターン関係は、世界の富を構成する全ての資産にその価値の比率で分散投資することで、そうすれば、世界のどこでどんな事件が起きようと、個別の事件が個々の資産に与える影響は大数の法則で除去されて、世界全体の成長と同じ運用成果が得られます。それでも、リーマンショックや新型コロナウィルスショックで世界がマイナス成長に陥れば、リターンがマイナスになるのは避けられません。
    世界の全ての富に分散投資することは現実的ではないですが、分散投資が安全とされるのは、幅広い資産をバランス良く組み入れることにより、個々の資産の突発的な価値変動が除去されて、投資対象とする市場のリスクリターン関係が期待通りに実現するからです。つまり、分散投資の神髄は、狙いとするインデックスに準じたリターンを得ることで、それを上回るリターンを追求することではありません。
    今さら言っても仕方がないけれど、「増やすための分散」がレバレッジまで掛けてインデックスを上回るリターンを狙うということなら、本来の意味の分散投資ではありません。本来の意味の分散を離れて恣意的にポートフォリオを組むわけですから、狙いが当たった時の高い利益と引き換えに、外れた時の損失が大きくなるのは当然です。本来の意味で分散投資をしていないのですから「分散投資が効かない」のもまた当然であるように思います。


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    証券アナリスト

    この商品、私は世事に疎く初めて知りました。
    多様な資産でリスクプレミアムが低下した後にショックがくると、どうしても株とREITの相関は上昇し(つまりどちらも同時に下げる)、かつ金利の低下余地が乏しいため債券価格が思ったように上がらない。そうなると株・REITの下げた分がストレートに基準価額にマイナス影響を及ぼす。
     このファンドはリーマンショック以降高いパフォーマンスを上げていますが、それは株価の上昇だけではなく、債券利回りの低下(債券価格の上昇)を先物でレバレッジを使って巧みに享受してきたから。この貯金を今回吐き出した、とも解釈できそうですね。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    商品コンセプトとしてとても面白い。
    「リターン÷リスク」をシャープレシオという。株と債券など、資産クラスによってリターンが違う中で、同じだけのリスクを取ったらどれだけ効率的にリターンが得られるかという指標。
    シャープレシオを最大化する資産配分を考え、そのうえでレバレッジを効かせて実際のリターンを上げる(リスクも上がる)。
    ただ、資産間の相関は変わるし、こういうリスクが顕在化する局面は、正規分布では数千年に一度といった確率が数年とか十年に一回くらい出てくる。それが直撃した形。
    どんな時でも万能なものなんてない。実質の信託報酬は約0.5%、申し込み手数料が3.3%とバカ高いのが収まればとは思うが…


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