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【10分読書】ビジネスエリートがハマる、「落語」の魅力

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    落語は、江戸と大坂という江戸時代の二大都市の庶民、つまり職人と商人に愛されて発展してきました。二大都市の経済が発展し、新しい生活のあり方の人々が急増しました。経済的にも以前より豊かになった彼らは、自分たちのことを語る芸能を欲しました。昭和の終わりごろに、家電大手で課長から昇進していくサラリーマンが職場で、時に家庭でうまく切り抜けていくマンガが売れました。平成には、暴走族総長出身でそれまでの企業社会の型を破るサラリーマンとか、「倍返し」を決め台詞にする銀行員のドラマが流行ったりしました。
     江戸時代の職人や商人は、「あそこで描かれているのは自分だ」という芸能に夢中になりました。大坂だと浄瑠璃もそうでした。同時に、彼らは自分たちに合った人生訓、指針を求めました。「子別れ」や「菜刀息子」、「芝浜」で夫婦や家族の関係、難局でどうすればいいのかが語られました。「紺屋高尾」で男女の機微や誠意、「徂徠豆腐」で損得抜きの人間関係の大切さなど、単なる滑稽話以上に、豊かな学びが落語にはありました。
     明治以降、昭和、平成と社会のあり方が急激に変化していき、新作落語も無数につくられて、ラジオやテレビでも放送されました。サラリーマン社会を題材にした新作も盛んにつくられましたが、結局、落語は無形文化財や人間国宝として保護されるものになっています。平成以降の社会に、「そこに自分がいる」と感動させて指針を示すことにおいては、映画、マンガやアニメ、テレビドラマに及ばなかった、ということになります。


  • 事業構想大学院大学 特任教授

    私も落語が好きです。 名人の落語も、新人の落語もそれぞれ味があり、笑いはその時間をとても豊かにします。
    まずは、落語を聴く体験をしてみては。 魅力にはまると、さらに興味がわく。
    こういう時こそ、心のケアを。


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    スタディサプリ教育AI研究所所長、東京学芸大学大学院准教授

    私自身落語が好きで寄席に行きますが、大人だけではなく子どもにも学びが多いです。

    『決定版 心をそだてる はじめての落語101』石崎洋司他著、講談社、2008年

    https://www.amazon.co.jp/dp/4062149818/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_F84lEbVCA2KJ4

    こちらの本には、「時そば」等古典落語が沢山入っています。人情や生きる智恵に触れられるだけではなく、話の組み立て方(枕、本題、下げ/落ち)を通じて伝える技術を学べます。


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