[カイロ 10日 ロイター] - サウジアラビアのサルマン国王、米国のトランプ大統領、および、ロシアのプーチン大統領は、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の9日の協議後に電話会談を行い、産油国間の協力が重要だとの認識で一致した。サウジアラビアの国営サウジ通信(SPA)が10日に伝えた。

首脳らは、エネルギー市場の安定と世界経済の成長を支援するため、産油国間の協力が重要だと強調した。

OPECプラスは9日の協議で、5月と6月に日量1000万バレルの減産を行うことで合意した。また、米国や他の産油国も減産に参加することを期待すると表明した。