株主総会は「バーチャル」が増える、新型コロナ踏まえ=みずほ信託社長
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バーチャル総会とリアルタイム議決権投票を実現したい。質疑と答弁次第でリアルタイムで投票内容を替える、あるいは質疑後に投票を実施するのが、株主総会の形骸化を回避する一つの手段だし、デジタル技術を使えばできるはずだと考えます。
会社法施行規則に、出席株主の「出席の方法」を議事録に記載するとの定めがあり、リアル総会が開かれている場所以外に居る株主の「出席」を許容していると読めるところから、バーチャル総会の可能性を拡げて解釈する余地がある。
しかし、施行規則における規定であり、あくまでも株主総会が成立していることが前提であるので、全ての株主がリアル総会以外に居る場合にも「出席」と認めるのは、拡張しすぎのように思う。バーチャルオンリー総会を正当化する根拠としては弱い。
株主総会の形骸化はかねてより批判があるところであり、会議としての実体を備えない、株主総会を認めるのは行き過ぎだと思う。
つまり、可能なのは、リアル総会が別に成立している、ハイブリッド総会でしかない。そこでは、株主は「出席」するのではなく「傍聴参加」するだけだ。経済産業省と法務省は「会場に株主が出席しなくても総会は開催可能との見解を示している」。なら躊躇せずできますね。オンラインだと複数の会議を同時かけもちできるんで、集中日に開催しても出席者は増えるでしょうけど。