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2ヶ月半で都市封鎖解除に踏み切ったとのことだが、日本の場合同じ期間でどう変容するだろうか。
非常事態宣言が出された翌日の交通網も変わらず通常運行を続けていた。
普段満員電車の区間も微々たる変化しかなく、相変わらず座席は埋まり乗車率は100%を超えていた。
公共交通機関をどうにかしなければ、感染者は変わらず増え続ける。
もしかすると、日本の方がさらに長期戦になるのではないだろうか。
3月の1ヶ月程で「コロナ疲れ」がしきりに報道されるようになり、街に出ている人々の感覚は明らかに緩んでいた。その余波が時間差で感染者数増加という形になり、この度の非常事態宣言。
宣言したものの自粛要請というスタイルは変わらない。他国と比較しても国民任せの自由度が高い宣言である以上、一人ひとりの感覚と行動は大きな責任を伴っている。
国民に任せる以上、医療従事者や学校や保育などの子どもを受け入れている職種、働かざるを得ない環境にいる人の保護など、末端にいる一人ひとりのことを思った対策が講じられて欲しいと切に思う。
