354Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
米国と中国の攻防は、国連の機関でも行われています。今年3月に、世界知的所有権機関(WIPO)の事務局長の選挙において、日米欧が連携して、中国人の選出を阻止したことは記憶に新しいところです。知的財産権の侵害が問題にされている中国の人間がWIPOのトップに立てば、中国の知的財産権侵害問題に関して、国連が中国寄りの立場をとりかねないという懸念があるのですから、中国人のWIPO事務局長選出阻止は、知的財産権保護の流れを作りたい日米欧各国にとっては当然の行動だったとも言えます。ワシントン・ポスト紙は、中国人がWIPOのトップに立てば「銀行の頭取に強盗をつかせるようなもの」だと言っていました。
中国は、すでに4つの国連機関のトップである事務局長に中国人を送り込んでいます。国連食糧農業機関(FAO)、国連工業開発機関(UNIDO)、国際民間航空機関(ICAO)、国際電気通信連合(ITU)です。実際、ITUなどは、中国人が事務局長になってから、中国が推進する「一帯一路」への協力を推進しています。
WHOのトップは中国人ではありませんが、中国との経済関係が深いエチオピアの元閣僚です。2010年から始まったジブチ-エチオピア鉄道電化計画に、中国が7割の資金を出しています。ジブチ港建設に対する中国の投資は有名で、ジブチには中国海軍が基地を建設して運用していますが、ジブチ港の開発は、中国とエチオピアの貿易を推進するためのものでもあったのです。中国とエチオピアの貿易額は、5年間で3倍に増えています。
中国は、各国連機関の幹部にも多くの人員を送り込んでいます。中国が国連機関に対する影響力を強めているのは、経済力が増したからですが、米国のおかげでもあります。トランプ大統領が「アメリカ・ファースト」を掲げ、国連等の国際的な枠組みから距離をおいたために、その隙間に中国が入り込む余地ができたのです。米国は、ようやく危機感を強めてきたようです。しかし、アメリカ・ファーストを変えない限り、中国の国連に対する影響力拡大を止めることはできないでしょう。
今回の件に限らず、かつては多くの国際機関の人事や政策はアメリカの意向が反映。その分、アメリカ側からの批判は少なかったのですが、そんな時代ははるか前。
中国寄り云々のレベルではない。
これ以上、無責任で無能な組織リーダーを見たことがない。スタッフは優秀なんだと思いますが。

こうした国際機関の存在意義自体が疑われています。オオカミ少年、変節漢と罵られても文句言えないでしょう!
拠出金の大きい中国寄りの言動が新型コロナウィル問題を巡って目立つとされたWHOに、日本が150億円を新たに拠出すると報じられたのは3月5日。布製マスク配布の話がでたのは決定の1ヵ月前くらいと報じられていますから、偶然、その前後であったかも。
以下は何の根拠もない勝手な想像を冗談で固めたような駄文でありますが、安倍総理が布製マスク2枚を配ると発表して、冗談じゃないか、WHOもマスクはあまり役立たないと言っている、といった批判が飛び交ったのが4月2日、そしてWHOで緊急事態対応部門を統括するマイケル・ライアン氏がマスクを使うことで感染率を下げることができると会見で語り、WHOが見解を変えたと取り沙汰されたのは4月3日のことでした。これをきっかけに、布製マスク批判が少しトーンダウンしたように感じます。偶然の一致に過ぎないとは思うけど、なんだか、150億円が効いているように見えなくもありません。ただし、繰り返しますがなんの根拠もありません。
ひとつだけ感じるのは、日本はWTOに拠出することで影響力を強める方向に動いたけれど、トランプ大統領は拠出を止める方向で圧力を掛ける方向に動いたということか・・・ (・。・)
これに関しては完全にトランプに同意。アフターコロナではWHOは勿論、国連を含めた国際機関の再編は必須。中国による買収の弊害は明らか。
愚かな判断だ。世界で一番感染者を出しているアメリカがWHOを無視する様な事をしたら世界各国との協力が難しくなる。アメリカの影響力の衰退を象徴する動き。事実世界でコロナ対応に何もリーダーシップをとっていない。アメリカ政府の識者はトランプ大統領を抑制する責任がある。中国からマスクや防護服などを大量に輸入し中国に頼っている現実をどう思っていいるのか。他人を責めても問題の解決にはならない。日本もトランプ氏に追随しWHO bashingをしない方が良い。
まあ、既にここまでされてますからね。


‪WHOテドロス事務局長は「即座に辞任すべき」。52万筆のオンライン署名が世界中から集まる https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e7c1b42c5b6cb08a927cad9

行儀悪いキャラは強いな
大拠出国(大株主)であり、選挙の恩義もある中国に足を向けて眠れないのは当たり前。以下の記事が分かりやすいです。
『改めて考える「WHO」は本当に中国の傀儡か - 鈴木一人』
https://lite.blogos.com/article/443567/
政策を転換させたかったら国際機関への拠出金を増やし、国際協力の価値を思い出すしかないでしょう。

例えばイランのように、感染爆発で苦しみ、米国による経済制裁(封鎖)国からしたら、ありがたいのは明らかに米国ではなくWHOです。

テドロスの辞任を求める署名が日本でも広がっているようですが、そもそも国家に対してなんの強制力も持たないWHOやテドロスに何を求めてるんでしょうか。
前から触れていますが、人間としてもリーダーとしても「最低」の大統領です。まぁ、それでいまだに半数の支持を得ているのですから、彼の国の人々がどうしようもないのでしょうか??かつての尊敬や憧れは、彼の登場以来、僕の中では消え去っています。WHOを通じて、途上国の蔓延を抑えねばならず、中国を通じて、全米の必要な物資の調達に当たっている最中のことです。新型コロナを怖くないと威張り散らしていた当人の脳みそは、すでにそれらを忘却の彼方に置き去ったのでしょう。

危機の事態にあって、一部の国民や無責任な人間は犯人探しや八つ当たりを始めます。コメント欄でも同様です。あたかも当人がトップであれば、うまく指揮していたかのような浅はかな論調を繰り返します。翻って、日本の政府や対策チームの動きには頭が下がります。危機の時の対応策のステップを学ぶこともできています。また、民間では、冷静な対応をしている経営者も散見され、さすがだなぁと感心させられます。「遅い」「しょぼい」と繰り返す、クチだけ評論家は、組織を率いたことがないのでしょう。色々な問題がありえるため、どうバランスを取るかという一番大事なことを想像できないみたいです。胃癌の小さな塊を見つけて、胃の半分を切れと騒いでいる世論とのバランスを取るのは厄介な仕事です。
分断の悲劇ととるか、新たなる多極化均衡時代の幕開けととるか。