米FRB、中小企業向け融資支援制度を強化 週内に詳細発表
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私も混乱しそうになりますが、これはCARES法の中に含まれていた融資プログラムの一つで、記事の通り中小企業向け貸出が対象です。
基本的にSBAの保証がつくはずなので、融資した金融機関に信用リスク面で負荷がかかることはないように思いますが、中小金融機関からは最長で2年間もバランスシートに乗り続けることへの懸念が示されており、貸出債権をFRBが作るSPVにオフバランス化することには意味があります。
上記のCARES法は、これとは別に中堅企業向けの貸出プログラムの導入とFRBによる同様なファシリティの設置を規定しているので、こちらも今後に具体化することが展望されます。
FRBは既に大企業を念頭に社債の買い取りプログラムを導入しているので、大中小全ての規模の企業による資金調達を直接支えるという、本当に異例の対応に乗り出すことになります。