[6日 ロイター] - 南アフリカ準備銀行(中央銀行)は6日、半期に一度の金融政策見直しで、新型コロナウイルスの影響により国内総生産(GDP)成長率見通しを引き下げるとし、2020年は最大でマイナス4%成長になるとの見方を示した。

また21年の成長率が1%を超える可能性は低いとしたほか、今年の失業者数が37万人に達し、企業の倒産が約1600件増加する可能性が高いと指摘。一方で「南アには以前からマクロ経済面の脆弱性が存在するため、主要先進国のような規模の刺激策を実施するのは現実的ではない」とした。

中銀は「修正後の予測によると、暫定的ながら、南ア経済は20年におよそ2─4%縮小する。回復の余地は限られている」とし、ロックダウンが延長された場合、または世界経済が予想よりも悪化した場合に見通しの下振れリスクがあるとした。

南アで確認されている新型コロナ感染者は1585人、死者は9人。現在は21日間のロックダウンの2週目に入っている。