新型コロナウイルス感染症に関する当院の状況について
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慶應病院で、コロナ治療目的でない患者のうち、実に6%が陽性だったとのこと。市井の状況の反映。
多少の数値の上下はあろうが、毎回発表される「感染者数」は「感染確認者数」に過ぎず、実際はその何倍も存在することは、間違いなさそうだ。
そう思っていたけどね。
とりあえず思うこと。
①もはや「誰もがかかっている」前提で人と人の距離を取るべし。
②そうなると、いよいよ日本人の死亡率の低さは、いよいよ謎めくな。慶應大学病院の「サイレントキャリア」調査のデータは、かなり貴重なデータだと思う。
(他の病気の)治療を目的に訪れた人、慶應大学病院に行こうと思った人という意味で
東京都住民のランダムサンプリングとはいえないが、
それでも、67人という人数はそれなりに信頼性があると思う。
その結果、サイレントキャリアが6%いたということ。
「4月13日から4月19日の期間に行われた術前および入院前PCR検査において、新型コロナウイルス感染症以外の治療を目的とした無症状の患者さんのうち5.97%の陽性者(4人/67人中)が確認されました。」しれっと出ているこちらの記載、「新型コロナウイルス感染症以外の治療を目的とした無症状の患者さんのうち5.97%の陽性者(4人/67人中)が確認されました。これは院外・市中で感染したものと考えられ、地域での感染の状況を反映している可能性があり」は非常に興味深いサンプリング。統計的にどうかわかりませんが、少なくとも新宿区周辺や東京23区の様子を反映しているのでは?ワクチン開発後の集団免疫獲得までは7割くらいが抗体もたないといかんという話もありますが、既に6%弱感染してたかぁ。物理的に近隣な、新宿区、豊島区、千代田区、渋谷区、目黒区、中野区、港区、あたり合計で181万人住民の6%で10万人は感染してるのでは?となると、最新の重症者数62人が正確なら、日本では圧倒的に重症化率が低いということが言えるかも知れない。
とすると、逆に重症化してないことに着目して、無症状感染者の共通項(年齢、性別、BCG接種、既往症、運動習慣、BMI、喫煙率などなど)を調べられるとすごい研究ができると思うのだが。。。