【10分読書】日常で使える、「哲学」の思考法
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注目のコメント
COVID-19はなぜ起きたのか。どうすれば収束させられるのか。哲学してみることが大切ですね。人との関係、社会との関わり、仕事のしかた・・・。ポスト・コロナはこれまでの延長にはなく、まったく違った世界になるでしょう。
「正」「反」「合」を繰り返しながら考えつづけることが求められているのかもしれません。とても面白いと思う。いいとか悪いとか関係なしに、直感で仮説を立てて見て、それを立証する側に立ってロジックを組み立て、逆サイドから見てみる、そして、「使える」結果にたどり着く。日本人は、公に議論をするという訓練を受けていないから、議論の中で、とりあえずまずは「ブレスト」ですから、、とでも前提をつけない限り、「発言」がその人の立ち位置になってしまう。議論する場合、問題の投げかけ、それに対する第1回答があって、そのあと、議論するに連れ、第2、第3の回答に変容していくことを認めなければ、議論は狭い範囲での言葉への責任の取り合いに終わってしまう。議論は、発展し、広がりを持ち、そして、客観性を持って、最後、とりあえずの結論を見いだすのが発展的。これから、創造の時代に入る中で、そういう、ポジティブでクリエイティブな哲学をして行きたいと思う。
「ソクラテスの『哲学的な問い』は、小さな子どもが大人に発する『素朴な疑問』と似ているように見える。だが、哲学者は常識を知らないから聞いているのではない。
常識を知った上で、あえてその根拠を問い直しているのである。
『哲学』とは、常識がすでに出来上がっていることを前提に、それをあえて解体しようとする試みだ。
問い直すべき常識を知らなければ、そもそも哲学などできない。常識を身につけてもなお問い直すことができるのが、『哲学者の条件』だ。」
→自分には正直哲学とは全く無縁なところがあると勝手に感じていたが、記事のこの部分を読んで、哲学的なことは意外に好きなのかもしれないと感じさせてもらった。
おそらく本当に浅いところでしか考えていないのだろうが...