ニューヨーク州、新型コロナによる1日当たりの死者数が初めて減少
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アメリカの数字のログプロットのスクリーンショットを見ると
https://www.dropbox.com/s/3oi46xl9ms6v2gt/Screenshot%202020-04-05%2017.32.14.png?dl=0
1日あたり死者数の減少(右のチャート・赤)は日ごとのバラツキの結果とも見え、まだこれを「傾向」というには早すぎると思う。
一方で累積の感染者数(左のチャート・黄色)を見ると、増加率は徐々に落ちつつあるように見える。全米各地でロックダウンが発動されたのはほぼ2週間前。ようやく効果が現れ始めたか。
このままロックダウンを続ければ、日ごとの感染者数・死者数はやがて現象に転じるだろう。次の問題は、いかにロックダウンを緩めていくかだと思う。いきなり全て解除すればまた一気に爆発する。でもこの状態のロックダウンは長持ちしない。様子をみつつ、感染拡大に影響の小さく社会的にインパクトの大きい経済活動から、徐々に緩めていくことになるのだろう。
こちら、完全在宅勤務になって3週間、ミーちゃんの保育園が閉まって2週間半が経った。正直、しんどくなってきた。頑張るしかない。頑張れアメリカ、頑張れ日本、頑張れ人類!!!人類は科学技術と団結でウイルスに勝つ!!ロックダウンにより接触頻度を下げた事による効果が出始めたということだと思います。接触頻度を下げることでピークを抑えることができます。
感染者数の推移を予測する数理モデル(SIRモデル)でシミュレーションすると、ロックダウンを解除して接触頻度を元に戻すと再び感染者数が増えていくという結果が得られます。1年あるいはそれ以上の期間、接触頻度を制限して感染者数を制御していく必要があるかもしれません。ニューヨークのロックダウンが20日でしたので、ちょうど2週間ちょっと。ようやく、連邦からの援助も届き始めた(まだずーっともめていますが)ようです。新規感染者数も、ここ数日はアップダウンはありますがあまり大きくは伸びていません。ピークアウトが見えてきたのでしょうか?
一方、さらに早く3/17に北部、3/19に全州ロックダウンしたカリフォルニアは、NYほどの医療崩壊を起こさずに推移していますが、ピークアウトがより先(5月頃?)になると言われています。まさに、「flatten the curve(ピークを低く、先に延ばす)」という作戦なので、これは仕方ないです。