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国境封鎖中の「北朝鮮」コロナ患者ゼロと主張するも、実態は? - SmartFLASH

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    北朝鮮に新型コロナウイルスに感染した肺炎患者がいないとは考えられません。北朝鮮は、経済的に中国に大きく依存しており、新型コロナウイルス発生源である中国からウイルスが入り込んでいないとは考えられないからです。北朝鮮には、中国から大量の物資が輸送されており、それに伴って人が移動していますし、北朝鮮から中国に仕事をしに出ている人たちも多いのです。
    それでも北朝鮮が新型肺炎患者ゼロであると主張するのは、他国に弱みを見せるとつけこまれ、体制転覆につながるかもしれないと恐れるからでしょう。北朝鮮にとっては、パンデミックであれ、国が弱れば他国がその状況を利用するのは当然だということでしょう。
    北朝鮮は、自らの弱みを見せず、他国が混乱している状況を利用しようとするでしょう。度重なるミサイル発射も、北朝鮮がパンデミックの状況を利用しようとする行動であると捉えることもできます。
    一方で、北朝鮮は自国で新型コロナウイルスを抑え込むための能力がありません。政治体制も医療体制も含めての能力です。そのため北朝鮮は中国に頼らざるを得ません。北朝鮮は、中国に対して実情を説明し、援助してもらっています。本来、中国に対しても不信感を持つ北朝鮮ですが、他に頼れる国はないということでしょう。
    新型コロナウイルス感染拡大は、中国と北朝鮮の協力関係を再度深化させるという、安全保障環境における変化をももたらそうとしているのだと言えます。新型コロナウイルスは、単に感染症をもたらすというだけでなく、国際的なサプライ・チェーンを寸断して各国経済に影響を及ぼし、また、国際秩序の変化をも起こす可能性のあるものなのです。


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