政府、PCR要否判断を全国調査 状況にばらつき、過少批判も意識
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「相談件数に占める検査件数の割合」については,厚生労働省が都道府県別にそれぞれの件数を開示してます。確かにこれを見ると,都道府県によってかなりバラツキがあるのはどうも事実ですね。
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000618771.pdf
他方で,各都道府県の「PCR検査の1日あたり実施可能件数」も厚生労働省のサイトにて開示されていますが,これと先ほどの開示データとを対照してみますと,別に,検査のキャパに合わせて検査件数の絞り込みを行なっているというわけでもなさそうです。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000618818.pdf
3月13日時点で,厚生労働省は,各都道府県に向けて
・・一律に相談の目安(37.5 度以上の発熱が4日以上続く等)を適用するのではなく、相談の目安に該当しない方であっても、その方の状況を踏まえ柔軟に判断し、「帰国者・接触者外来」の連絡先等を伝達いただくなどの運用を行っていただくようお願いします。
・・との事務連絡を出しているのですが,これがあまり意識されていないところほど,検査がなされていないということでしょうか。途中で検査基準を変えて、周知してないからです。
2月末の専門家会議では感染拡大は避けられないから、感染疑いがあっても軽症なら検査しないという方針を出した。この時点で日本は感染者数の実態把握はしないと。それがいつのまにか野党の批判に対してか、安倍さんがとにかく検査検査とか言い出したから基準がよくわからなくなった。
陽性であれば軽症でも入院、だから検査しまくると医療崩壊する、医療従事者もこれを支持した。その結果が感染者数の実態把握できず、市中感染を拡大させた、結局病床数が足りなくなり、軽症者を入院させる方針を撤回。今ここ。
これからPCR検査基準を変えれば、数字上においても指数関数的に感染者数が爆発的に増加するのは確実。ウイルスの情報は1月から何も変わってないのに今の数字の変化だけでビビりまくってる世の中からすると大混乱必死ですね。