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「医療従事経験者の復帰」については、これまでの中国、欧米の経験を活かす必要があります。

例えばイタリアでは、すでに60名を超える医師がこの感染症で死亡しています。亡くなる方の特徴はすでに皆様もご存知と思いますが、年齢が上がれば上がるほど、死亡のリスクが高くなります。

だからこそ、イタリアやアメリカで、若い医学生を早めに卒業させて現場に動員するという嘘のようなことが本当に行われているのです。

OBがもし比較的ご高齢の医療従事者のことを指している場合には、ただ現場復帰していただくというのは正しいアクションではないかもしれません。現場での感染リスクを避け、その経験知をもとに、遠隔地からの指導、指揮にあたるといった活用の仕方が賢明です。

あるいはOGというのが育児世代を意図しているのであれば、保育所の閉鎖や医療従事者の子供の受け入れ拒否などをしている場合ではありません。より積極的な受け入れとセットで取り組まれなければ、実現は困難です。

また、医療機関には、医療従事者によって行われている、医療に関わらない業務も数多くあります。そういった業務を、非医療者の雇用によって負担軽減するといった「医療者の仕事の引き算」も考えられるべきと思います。
どういうシフトを組むか、濃厚接触の定義、PCRをする基準、症状観察期間、復職基準、、、学会や公的機関による定義や目安はあるものの、それを守っていれば確実に院内で感染が広まらないというわけでもなく、また「確実」にそれを行うのもまた難しいです。

現在は院内感染が出たら一部の病院機能を止めることで対応していますが、それは周辺の医療機関で代わりができるうちだけです。

不安をかき立てたいわけではありませんが、医療崩壊は諸外国と同様に、日本でも起こりえます。

ECMOだけあればよい、呼吸器だけ増産すればよい、集中治療の経験もないOBでも人さえいればよい、というわけではありません。

ただどの対応にも良い点と悪い点があるのは確かですので、一つ一つの対応に過剰反応しなくても良い気がします。(「OB全員」がいきなり現場に現れることもないでしょうし)


皆様は引き続きご自身の健康を守ることと、ご自身がキャリアとして周囲に広めてしまわないように、3密を避けるといった対応を粛々と続けていただけたらと思います。
手当を厚くしてあげて欲しい。ここが最前線なわけですから。