【柳 幸典】日本はトップを「総とっかえ」せよ
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日本のアーティストで、海外の主要な国際美術展覧会やアートフェア常連の大御所といえば、柳幸典さん。
日本の美大時代、アメリカの現代アート界での成功をそれぞれ捨てて、唯一無二の立ち位置を築いた、これまでのキャリアについて伺いました。(まるでドラマか映画のような人生は、未開拓地を行く探検家の実話かのよう…)
中でも、柳さんの構想に共感したベネッセコーポレーションの福武(元)社長が、瀬戸内海の島をまるごと購入した……というくだりには震えました。 当時は”ゴミ捨て場扱い”だった犬島は、いまや海外からも著名人がお忍びで訪れるアートの聖地に。
文字数の関係で詳しく書けず残念ですが、犬島精錬所美術館は、負の歴史の絶望と未来の可能性を巨大なスケールで感じられる場所でおすすめです。
コロナ禍の影響で社会や経済の在り方が見直され、世界的なパラダイムシフトが起きているいま、きっと参考になる言葉がいくつかあるのではないかと思います。日本のトップの人たちを総とっかえしないと駄目だと思う。新陳代謝が悪すぎる。
古くエスタブリッシュした企業ほど社会のお荷物になっていて、それを守るために多額の税金が投入されている現状を考えると、アートに使っている公金なんて大した額じゃない。海外と比べたら小さいものです。
そうした人たちに退場してもらわないと、日本の社会は変わらないんじゃないでしょうか。
痛快でした。
長いものに巻かれない己を貫ける人は本質的だ。
多様性を受け入れそこから見える景色から考えないと
新陳代謝は起きない。
社会活動、経済活動にも通ずる。
必読。アーティストと時間の関係が気になります。一人のアーティストの作品が、経年とともにどう変わっていくか。時代背景によって、その人の作風はどう影響を受けたのか。受けなかったのか。その人の人生はどうだったのか。
などなど、アートの魅力(パワー)は「議論」を醸し出すこと。