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焦点:「ドル・クランチ」があぶり出す過剰債務問題と新興国通貨安

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    野村総合研究所 金融デジタルビジネスリサーチ部 シニア研究員

    今回の問題では、伝統的な銀行部門の頑健性が確認されており、その意味では金融危機後の規制強化の効果が発揮されているとも言えます。

    その一方で、シャドーバンキングがショックに対して脆弱だったことも確認されており、それを補うために伝統的な銀行部門に対する金融規制を一部緩和せざるを得なくなっていることも考えれば、金融規制にはまだ課題も残っていることも明らかになっています。

    さらに言えば、記事が示唆するように、先進国の低格付セクターや新興国の負債が、投資家によって支えることが出来ず、最終的に伝統的な銀行部門に倒れかかった際にも、銀行がそうした信用リスクを受け止めることができるかどうかには不透明な面が残ります。

    そうした事態になっても、主要国の中央銀行が備えている政策手段を考えれば、私は記事が警告するような流動性危機は防ぐことができるように思いますが、むしろ損失負担を通じたソルベンシーの方が有効な対策が乏しい点で心配な面があります。


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    1982年のメキシコの債務不履行に端を発した中南米の混乱を、日本の銀行では当時“最先端”だった国際部門で体験して以来、途上国の債務不履行、リスケ、債務減免に職業人生で何度も遭遇し、最後の“実地体験“は香港駐在時に迎えたアジア通貨危機でした。通貨の暴落に見舞われたインドネシアの債権回収に組織を上げて奔走したものです。
    歪が蓄積されて多少危ないな、と感じても、新たに必要な資金と利払い資金、そして借り換え資金が調達できる環境がある限り、問題は表面に出て来ません。なにか突発的な原因でその環境が消えた時、危機は突然やって来る。今回は、それが新型コロナウィルスでした。
    当時は米国や日本を含む先進国の経済規模が世界の中で圧倒的に大きかったので切り抜けることが出来ましたが、今では先進国にかつての余裕がありません。FRBにドルを供給する余力が未だありそうなのは幸いです。今回もなんとか無事収まることを念じつつ、平時に政策余地を蓄えておくことの重要性を改めて感じます。


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