[ワシントン 2日 ロイター] - 米商務省が2日発表した2月の製造業新規受注は前月比横ばいとなった。前月の0.5%減からは上向いたものの、予想の0.2%増には届かなかった。新型コロナウイルスの感染拡大で供給網が阻害され、製造業部門が圧迫されていることから、受注が軟調な状態は当面続く可能性がある。

民間設備投資の先行指標とされる、資本財から国防関連と航空機を除くコア資本財受注は0.9%減。前月発表の速報値は0.8%減だった。

国内総生産(GDP)統計で企業設備投資の算出に使われるコア資本財の出荷は0.8%減。速報値は0.7%減だった。