[東京 1日 ロイター] - ANAホールディングス傘下の全日本空輸(ANA)<9202.T>と日本航空(JAL)<9201.T>の航空大手2社は1日、新型コロナウイルス感染拡大を受け今年の国際線夏ダイヤにおける追加の減便・運休を発表した。当初の計画に対し、ANAは86%減、JALは85%減の国際線減便となる。

ANAは成田ーサンフランシスコ、羽田ーフランクフルト線など40便を追加減便・運休する。今月24日までの夏ダイヤにおける国際線減便数は、グループ全体で当初計画の86%減にあたる計3983便となる。

JALも北米・ハワイ・グアム、欧州、東アジア路線で403便の追加減便・運休を実施する。今回追加の減便も含めると、ハワイ、グアム線は97%減となる。夏ダイヤの国際線減便数は、すでに発表している分と合わせて4366便となり3月30日時点での77%減から85%減へと跳ね上がった。夏ダイヤにおいてはさらなる減便対応も検討中だという。

*内容を追加しました。

(新田裕貴)