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2008年のリーマンショックで大きく落ち込んだ世界のGDPが、リーマンショック前の水準を回復したのは2010年のことでした(IMF、 USドル換算)。日本の名目GDPがリーマンショック前の水準を回復したのは2015年度になってから。ショックからの回復にはそれなりの時間がかかります。
米国発の金融危機が疑心暗鬼で欧州に飛び火してパニックに陥った前回と異なり、今回は新型コロナウィルスという目に見える原因で人為的に活動を止めたものだから、それが去れば、皆が回復活動に勤しんで経済は急回復するだろうというのがシナリオでした。ところがウィルスは思いの外に手強くて、人為的だったはずの経済活動停止の長期化が、活動の基盤である企業と金融システムを蝕もうとしています。そうなると、前回の危機よりことが深刻化しても不思議ではありません。そんななか、金融政策も財政政策も国際的な協調体制も、前回より発動余地が狭まっているのが気掛かりです。
私が念じてもごまめの歯ぎしり程度にしかならないけれど、世界が叡智を結集して乗り切って欲しいと念じます (^.^)/~~~フレ!
一番の景気対策は「慣れる」ことです。この感染症は慣れてすむレベルです。警戒しながら時間を稼いで、ワクチン開発を待つ。その間、社会基盤は壊さない。日本政府が目指しているやり方は正しいです。イギリスの首相はこれを言葉にして、総スカンを食らいましたが、日本は粛々とうまくやっていると感心しています。

毎日これだけ、負のオーラいっぱいのニュースが垂れ流され、意味のない累積感染者数が発表され、テレビでは「早期の異常事態宣言」を得意げに語る専門家の発言が続く。これでは誰でも気がふさがります。客観的かつ相対的な数字の推移分析ではなく、累積数や二三人の事例が挙げられ、若者の無責任な行動だとか、中年の夜の悪さだとかがやり玉にされ、かつ若者が死ぬと殊更に強調され始めました。そんなメディアの勢いに押され、首都封鎖を本当にやってしまった場合、経済基盤が崩れ、V字回復どころか、戦後復興のような悲惨な夜明けを迎えることになります。

僕は、ゆるやかな感染の広がりと、抗体所持者の増加を許容しながら、重篤患者を「余裕をもった医療機関」で受け入れ、生命を守ることが大切だと考えています。物資が不足し、秩序が失われ、雇用や企業が機能麻痺になってしまう事態は避けたいです。非常事態宣言と具体的措置に踏み切った時、それは、1ミリの癌をみつけて胃を半分切ってしまうことと同義です。警鐘はどれだけ鳴らしてもいいですが、最後の一歩は留まってほしいと思います。
底が深ければ「V字」にはなりやすい。ただ戻った右端が、その前の左端に比べてどれくらいの水準にあるのかが一番重要。雇用・給与などが崩れるとマインド・消費が崩れ、そこが戻るのに時間がかかる。
2月頃は、3月にもV字回復とかって言ってたなあ

色んな人に、将来どうなると思う?、見立ては?と聞かれるが

現時点で将来予測しようなんて、それこそ時間の無駄

ノーベル経済学賞受賞者でコロンビア大学教授のジョセフ・スティグリッツ氏は「新型コロナが6月末までに消えてなくなるという確証はどこにもない」とし、「夏の終わりまで続くようなら、あらゆる影響は増幅される」と語った。

スティグリッツは比較的慎重な見方をしていますね
長引けばGDPの落ち込みの累積が増えるということです
氏の念頭にはそれへの対策法もすでにあるでしょう

(彼の最新の著書に関しては
https://toyokeizai.net/articles/amp/321057)